ポメラニアンとの過ごし方/夏の時季(6月~8月)

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夏の時季(6月~8月)の過ごし方

ポメラニアンにとって、日本の夏はとても厳しい気候条件です。
 
強い直射日光だけではなく、気温、湿度、地面からの熱などを全体的に捉えた対策をして、暑い夏を乗り切りましょう。
 
夏は、長期の休暇などもとりやすいので、ポメラニアンと一緒にいろいろなところへ出かける機会も増えますが、「車」は意外と危険な場所になります。
 
毎年、暑い真夏の車内で、ポメラニアンが熱中症を起こす事故が多発しています。
 
エンジンを切った車内では、体の小さなポメラニアンは、ほんの5分程度で非常に危険な状態になってしまいます。

夏の湿気対策

梅雨の頃から始まる高い湿気には、注意が必要です。
 
ポメラニアンのコートは湿気に弱くて、蒸れるとふんわりとはふくらまずに、貧弱なコートになってしまいます。
 
対策としては、ポメラニアンのダブルコートの上毛と下毛の間の湿気を吹き飛ばすように、ドライヤーをあてます。
 
ただ、頻繁にドライヤーを使いすぎると、皮膚を傷める原因にもなるので、タイミングと温度には十分な注意が必要です。
 
また、暑さの軽減のために保冷剤などを使うと、被毛が湿気を含みやすくなるので、後からドライヤーでケアするようにしましょう。

被毛のべたつき

ポメラニアンのシャンプーは、通常なら月1回程度で十分ですが、湿気の多いこの時期には月2回程度行って、清潔を保つようにしたいです。
 
被毛のべたつきには、皮下脂肪が関係していることもあります。
 
食事で肉類などの高カロリーのものを多く摂っている場合は、脂肪分の摂取を控えると、皮膚のコンディションが改善することもあります。
 
甘えん坊でよく抱っこされたり撫でられたりしている場合は、人の手の油分が被毛をべたつかせていることも。
 
原因はいろいろと考えられますが、いずれにしても、コートを湿らせないように心がけましょう。

短すぎるサマーカット

最近では、夏の暑さ対策として、ポメラニアンのサマーカットが見た目にも可愛いので人気がありますが、注意しなければならない点もあります。
 
ポメラニアンは、一度毛をカットすると、その後は生え揃いにくい犬種です。
 
このことを理解して、一年を通して短いスタイルで過ごすのなら問題はありませんが、「秋になってもなかなか毛が生えてこない」と後悔する飼い主が多いのも事実です。
 
夏の暑さ対策というだけなら、サマーカット以外の対策を考えましょう。
 
また、サマーカットにはリスクもあります。
 
ポメラニアンの毛を短くすることによって、皮膚の防護機能が低下して、皮膚が紫外線や地面から放射熱の影響を受けやすくなります。
 
カットする場合でも、程よい長さにカットするようにしたいです。

温度管理

暑い夏の散歩は、強い日射しだけではなく、地面からの放射熱のことを考慮する必要があります。
 
ポメラニアンは、人よりも地面に近い位置を移動するので、地面からの放射熱の影響を強く受けることになります。
 
真夏には、早朝でも気温が30℃を超える日もあり、日が沈んでからもしばらくは地面の余熱が残っています。
 
ポメラニアンと散歩をする前には、地面を手で触ってみて、地面の熱を確認してみましょう。
 
真夏の散歩は、夜や明け方がベストタイムといえますが、水浴びやシャワーの後の濡れた状態では出かけないようにする方がいいです。
 
ポメラニアンの体に残っている水分の温度が上昇して、サウナに入っているような状態になり、のぼせてしまうことがあるからです。
 
また、室内では冷たい空気は下にたまるので、ポメラニアンは、人よりも低く室温を感じているといわれています。
 
エアコンの温度調整は、あまり低くなり過ぎないように気をつけましょう。

体力を維持して病気を予防

暑い夏には体力も低下し、ポメラニアンも病気にかかりやすくなります。
 
食事や運動をしっかりと管理して、体の小さなポメラニアンが衰弱しないようにしてあげましょう。
 
食欲がなくなってきたら、ササミなどの肉類を少しトッピングすれば食べやすくなります。
 
6月の梅雨の時期は、「皮膚病」にかかりやすい時期でもあります。
 
抜け毛や汚れ、脂肪分が残ったままだと、カビや菌が繁殖して皮膚のトラブルの原因になってしまいます。
 
ブラッシングでこまめに抜け毛を取り除いて、被毛がべたつくまえにシャンプーをするなどして、被毛や皮膚を清潔に保つようにしましょう。
 
暑い夏には、十分な「水分補給」が必須です。
 
ただし、ポメラニアンに水を飲ませすぎると、下痢、嘔吐、胃炎を起こすことがあるので、飲水量はきちんとチェック。
 
また、開封したフードや食べ残したものは早めに処理して、「食中毒」を防止しましょう。
 
夏は、各種の「寄生虫」や「フィラリア」の媒体の蚊が増える季節でもあります。
 
特に、子犬の頃のポメラニアンは、害虫の寄生や感染症で、あっという間に衰弱してしまいます。
 
フィラリア症には予防薬もありますが、感染の媒体となる蚊を防ぐことが一番の予防なるので、防蚊対策を心がけましょう。

熱中症

特に、高温多湿の日本の夏で注意しないといけないのが「熱中症」です。
 
熱中症は、日射しの強い屋外だけでなく、室内でも起こり、症状はあっという間に進んで行きます。
 
熱中症は、飼い主が注意していれば防ぐことができる病気なので、ポメラニアンの様子をよく確認し、異変があれば早期に対応しましょう。
 
ポメラニアンに熱中症の症状が見られても、慌てずに対応することが大切です。
 
次のような症状が見られたら「熱中症の疑い」があるので、早めの対応を心がけましょう。
・ぐったりして元気がない。
・呼吸が荒い。
・大量によだれがでる。
・体が熱い。
 
次のような症状が見られたら「危険な状態」です。
・体温が40℃以上ある。
・目や口が赤く充血している。
・下痢やおう吐がある。
・反応が鈍い。
 
次のような症状が見られたら「命に関わる重篤な状態」です。
・けいれん発作
・下血、吐血
・チアノーゼ
・意識がない
 
ポメラニアンに熱中症の症状が見られた時に、現場で「飼い主がすべきこと」は、次の3つです。
・涼しい場所へ移動させる。
・体を冷やす。
・水分を補給する。
 
焦ってしまってどうしていいか分からない場合は、かかりつけの動物病院などに連絡をしましょう。
 
適切な処置を指示してもらうことで、適切な処置ができることもあります。
 
いずれにしても、慌ててしまうと正しい判断ができなくなるので、落ち着いて対応するように心がけましょう。

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